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ご意見と回答

寄せられたご意見

受付日 :2023年6月20日
校則の根拠法を整備すべきです (カテゴリ:教育・文化/教育)

日本の中学校・高校の校則が法的根拠がないという状態で何十年も放置されたまま運用されています。それが元で裁判も起こされています。

福岡市では有志が校則全廃の活動をしています。

学校教育法に「教育目的達成のために校則を定めることができる」と加える必要を感じます。根拠法があれば、どういう手続きで校則が制定され、どういう手続きで改定されるのかも明文化されるでしょう。

過去、長髪禁止の慣習を明文化したことで熊本の丸刈り裁判が起きました。校則の根拠法を整える際に短期的にはブラック校則と揶揄される条文が批判の的となるでしょう。

しかし長い目で見たときに学校の学習環境は良くなると思います。

学校の問題は弁護士会などの意見書に対応する形で動くのではなく教育委員会が主導して改善していくべきだと考えます。

県からの回答

貴重な御意見をありがとうございます。

校則については、昨年12月に改訂された文部科学省の「生徒指導提要」において、運用や見直しの考え方が示されたところです。

県教育委員会としましては、改訂された「生徒指導提要」に則り、学校の教育目的に照らし適切な内容となっているか、意義を適切に説明できない規定がないかなど、各学校において校則の点検を行い、生徒が校則への理解を深めルールを守る態度を育むことができるよう、生徒による主体的な議論を踏まえた不断の見直しを行うとともに、学校ホームページに校則を掲載するよう指導しております。

今後とも様々な機会をとらえて指導してまいりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。

教育庁 高校教育課

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