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寄せられたご意見

受付日 :2024年9月8日
働き方改革取組指針の内容と実効性について (カテゴリ:教育・文化/教育)

教職員の働き方改革取組指針についての疑義です。

講師の方に聞いた限りでは教員採用試験で問われることも無かったそうです。

現場の教員(教諭・講師)は指針(文書)の存在すら意識していません。

  • 県から全教職員に直接働きかける機会は「研修」か「採用試験」しかないはずです。
    どうして機会を生かして「意識改革」に着手しなかったのでしょうか。研修を創設するより採用試験で言及するほうが低コストだし影響力が強いはずです。
  • タイムカードで管理しているからデータで分かると思いますが部活を持つか否かで残業時間の有意差が出ます。
    県は部活をどうしたいのでしょうか。指導員制度を拡充して「学校が維持する」のか、外部コーチを広げて「地域移行」したいのか迷走しています。その結果がタイムカードに表れていると考えられます。
  • 中学高校では教員が定期試験を自作します。
    その試験は過去問の使い回しを教育委員会が禁止して1から作ることが求められると教員は言っています。過去問の使い回しは過去問を持ってる生徒が不当に有利になるからだそうです。選択肢を入れ替えるだけではダメで設問から作るべきなんだそうです。
    そして試験作成で残業しています。

学外の私は教諭や講師から話を聞いて、働き方改革の推進は無理だろうなと感じています。教育行政の人は成功すると思って指針を掲げているのでしょうか。だとすると、どのような手立てを準備しているのでしょうか。

そして平成30年前後を比較した「指針」の効果測定の結果はどこで公表されているのか教えてください。

県からの回答

貴重な御意見をいただきありがとうございます。

  • 採用試験の面接は公立学校教員としての適応力、社会性等備えるべき資質能力を判定しますが、質問の一部で働き方改革についての考えをこちらから投げかけを行う場合もございます。
    なお、福岡県の教員採用試験は県内の公立学校の教員を採用するために実施しているものであり、採用前受験者に対して働きかけを行う場ではないと考えています。
  • 県立学校においては、部活動指導員を配置し、教員の負担軽減に努めています。
    市町村立中学校では、実施主体である市町村において部活動改革が検討されております。県教育委員会といたしましては、学校部活動を地域クラブ活動へ移行できるよう、各市町村における取組を支援しております。
  • 中学高校においては一般的に、「生徒にどういった力が身に付いたか」という学習の成果を的確に捉え、教員が指導の改善を図るとともに、生徒自身が自らの学習を振り返って次の学習に向かうことができるように、教員が定期考査の問題を作成して実施しています。問題の作成については、その性質上、時間がかかるのも事実です。近年では、ICT等を活用したフォームでの実施、採点システムの導入など、教員の負担を軽減することができる方法も導入されています。

教職員の働き方改革の推進は、県教育委員会、市町村教育委員会、各学校など、それぞれの主体が当事者意識をもって取り組むことが重要です。

県教育委員会においては、市町村教育委員会や県立学校における働き方改革推進に向けた取組の好事例の共有のほか、先述した採点システムの導入や専門スタッフの活用といった「指針」に掲げる様々な取組を推進しており、その実施状況は毎年度、本県ホームページに掲載しています。

今後もこれらの取組を継続して行うとともに、より実効的なものとなるよう、組織を挙げて取り組んでまいります。

教育庁 教職員課
教育庁 体育スポーツ健康課
教育庁 義務教育課
教育庁 高校教育課

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