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寄せられたご意見

受付日 :2024年3月20日
喉に異物が詰まったときの対処方法について (カテゴリ:くらしと環境/子ども)

福岡県みやま市の小学校で、うずらの卵で児童が死亡した。その後、喉の詰まりには背中を叩くということが報道されている。

私は保育士であり、目の前で児童が死んでいくのには耐えられない。叩き方や良い方法を知りたいと思う。

福岡県は深く調べ広報してほしい。

以下は、その案になるかと思います。専門家に意見をいただきたいです。

なぜ背中を叩くと詰まりが取れるのか、理解することが最初に必要だが、ネットで調べても出てこない。推察した。食道から気道が別れているが、別れ口は食道の前側についている。気道は食道より前側にある。背中を叩くと瞬間的に身体が前に進み、慣性の法則で異物は留まる、即ち後方へ動くこととなり、結果異物は食道に移動し取れる。

お腹を突き上げる方法はネットで理屈が分かった。肺の空気で押し出す。

組み合わせると、児童を前屈みにし、お腹を保育士の膝に乗せ背中を叩くとより効果的な気がします。空気の押し出しと慣性の法則の両方を使った方法となります。

また、背中ではなく気道に近い後頭部を手のひらで叩くのはどうでしょうか。

また、仰向けにしてベッドから上半身を外に出し下から背中を叩くと異物の重力も利用した方法となります。

他に気道を広げる体形なども考慮した方法があるかもしれません。

喉に異物が詰まったときの応急措置の方法を深く調べて、保育士や学校の先生で対処できるようにしたほうがよい。

県からの回答

貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。

本県では、保護者の育児不安を解消するとともに、医療機関への不要な受診の抑制を図るために、医師監修の下、「福岡県小児救急医療ガイドブック」を作成し、市町村を通じて母子健康手帳の交付や乳幼児健康診査等の際に、小児を持つ保護者へ配布しています。

本ガイドブックの61ページに「ものがのどに詰まった時の応急処置」について掲載しておりますので、御参照ください。

なお、本ガイドブックは県ホームページにも掲載しております。

(参考)福岡県小児救急医療ガイドブック(外部リンク)はこちら。

保健医療介護部 医療指導課

貴重な御意見ありがとうございます。

県では、保育所等における事故防止のため、県ホームページにおいて、事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドラインやヒヤリ・事例集等を掲載し、注意喚起を行っているところです。

また、指導監査において事故発生時に適切な救命処置が可能となるよう訓練の実施について確認を行っているところです。

県としましては、今回いただいた御意見も参考にさせていただき、子どもたちの安全が確保できるよう、引き続き取り組んでまいります。

福祉労働部 子育て支援課

貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。

県教育委員会では、栄養教諭等に対する学校給食に関する研修会において、給食の時間の安全に配慮した食事の指導の在り方や事故発生時の迅速な対応について体制を整えておくよう説明をしております。説明時には、文部科学省の「食に関する指導の手引」等を参考にするよう話しておりますが、手引には、窒息時の対応として、「背部叩打法」「腹部突き上げ法」が掲載されています。

教育庁 体育スポーツ健康課

貴重な御意見ありがとうございます。

児童がうずらの卵をのどに詰まらせて窒息するという事故の発生は、県としても、尊い子どもの命が失われた大変痛ましく残念な事案であったと受け止めております。

県では、今回の事故発生後ただちに、御指摘のような背部叩打法や腹部突き上げ法といった応急手当を明示する文部科学省や内閣府食品安全委員会等の資料を、各私立学校に通知したところです。

御理解のほど、よろしくお願いいたします。

人づくり・県民生活部 私学振興・青少年育成局 私学振興課

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