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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
先月の能登半島地震でのとじま水族館のジンベイザメが死んだ等のニュースを聞きました。やはり、水槽だけでなく配管系やろ過系の耐震化を進めるべきではないでしょうか。
「電源喪失」に対しては、太陽光発電ではろ過系統は操業できないだろうから、「サテライトLNG(参考1)&コージェネ発電(参考2)」設備を設置し、常時稼働させるだけでなく、常に「数日分の予備LNG」を保有していれば、災害時の停電に対処できると思います。「数日間」を凌げれば、電力網が回復するか、道路網が回復してLNGの補給ができるはずです。
淡水・海水に関わらず、「水道水」を利用しているなら、同様に災害時に利用できるような「水井戸」も設置すべきです。
このような方策を取れば「災害時の停電」が数日続いても水槽内の環境はそれなりに維持できると思う。更にコージェネ発電で発生したCO2を水槽内で藻場を形成した「ブルーカーボン(参考3)」の展示に使えば、来場者の学習にも資する。
ここまでは「災害時の水槽内の環境維持」の話だが、「環境維持」が可能となれば、「電力」「冷暖房」「水回り」もそれなりに使えるという意味になります。
水族館そのものも耐震性が高いところが多いとすれば、その手の災害が発生した際に老人や乳幼児とその両親といった「優先度の高い人々」の一時避難場所としても提供できると思います。
(参考1)サテライトLNGについて(外部リンク)はこちら。
(参考2)コージェネ発電について(外部リンク)はこちら。
(参考3)ブルーカーボン(外部リンク)はこちら。
御意見をいただき、ありがとうございます。
今回の御提案につきましては、本県にあります水族館「マリンワールド海の中道」を所管しております福岡市へ情報提供させていただきます。
今後とも、本県の動物愛護管理行政に御理解・御協力のほどよろしくお願いいたします。
御意見いただき、ありがとうございます。
指定緊急避難場所及び指定避難所については、災害対策基本法に基づき、市町村が指定することとなっています。
今回の御提案につきましても、水族館が所在する市町村にお問い合わせください。
今後とも県の防災対策事業につきまして、御理解と御協力をお願いいたします。