福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
成績表の見方を教えないのはよくないと思います。
小学校のテストは個別の点数だけでしたが、中学校と高校は平均点や偏差値などの統計処理した情報が出てきます。しかしその数値の扱い方については言及がありません。
例えば、県のテストだと県平均と学校平均が出ますがそれをどう解釈するのか学校からのメッセージはありません。
例えば、度数分布表で正規分布をしていない科目でも平均点が代表値になっていて最頻値や中央値ではない理由も語られません。
一番の問題は、成績表を管理している担任が数値の意味を把握せずに「そうするものだ」という意識で出しているので聞いても確たる回答が得られません。
中学・高校のテストで平均や偏差値といった統計情報を出して生徒にどう利用してほしいのか学校側はもっと情報発信するべきだと思います。
学習の時間効率を考えたら正答率の低い難問珍問よりは正答率の高い問題からやり直すのが良いように思いますが1問毎の正答率は提供されません。
平均点や偏差値といった統計データをどのように活用してもらう意図で成績表に載せているのでしょうか。
貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。
御指摘のとおり、平均値や最頻値、中央値などの代表値は、目的や必要に応じて使い分けるとともに、適切な資料を配付することが大切です。
学力調査等の結果については、児童生徒が自らの伸びや課題を把握することや、次の目標設定につなげていくことが重要であるため、御指摘の内容も含めてお子様が在籍する学校に御相談いただきますようお願いします。