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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
国道211号の福岡県と大分県の県境には、かつては福岡県東峰村の境界を示す標識が設置されていました。しかし、何年か前に撤去され、現在は大分県の標識がある一方で、福岡県の標識はありません。
また、県道107号宝珠山日田線やの大分県境、県道79号朝倉小石原線の朝倉市境界にも、東峰村の境目を示す標識がありません。
筑前町内には、国道200号、県道77号筑紫野三輪線、県道112号福岡日田線が交わる山家道交差点があります。
それぞれの路線で、交差点付近で筑紫野市との境界を通過しますが、3路線とも筑紫野市の標識がある一方で、筑前町の標識がありませんでした。
朝倉市内でも、国道322号甘木大刀洗バイパスや、県道80号甘木朝倉田主丸線など、主要道路に標識が設置されていない地点がございます。
是非とも、設置をお願いいたします。
ここからは要望とは異なるのですが、疑問がございます。
東峰村では、県道52号八女香春線、県道78号添田小石原線に、イラストが入った様式の村境標識があります。
これらは宝珠山村、小石原村が合併し、東峰村が発足した後に設置されたものですが、イラストの内容がそれぞれめがね橋(宝珠山村)、小石原焼(小石原村)の2種類に分かれていました。
同じく平成大合併で誕生した朝倉市、筑前町においても、国道200号冷水バイパスや国道386号にイラスト入りの標識があり、旧自治体ごとにイラストが分かれていますが、これらは自治体名の修正跡があり、合併前に設置されたものであるためと分かります。
東峰村に関しては合併後の設置ですが、イラストは合併後に2種類を制定したものであるのか、それとも合併前に各村で制定されていたものの、当時は使用する機会が無かっただけなのかが気になります。
県内には宮若市や福智町にも同様のケースがあり、宮田町は千石峡、赤池町は上野焼、方城町は迎接の藤、若宮町と金田町は不明です。
以上、よろしくお願いいたします。
貴重な御意見ありがとうございます。
国が定める「道路標識設置基準」において、県境及び市町村境には行政境界を表示することとなっておりますが、御指摘の箇所を含め、平成29年の豪雨により流失以降表示ができていない箇所がございました。
表示できていない箇所については、今後早急に対応いたします。
また、東峰村の2種類のイラストについて、確かに修正跡がない、合併後の「東峰村」での表示に対して異なる二つのイラストが存在しています。設置場所(旧小石原村、旧宝珠山村)での使い分けであろうと推測されますが、調べた限りでは詳細は確認できませんでした。
今回提案いただいた内容を参考に今後一層、道路利用者の安全で円滑な道路交通の確保に努めてまいります。
【担当部署】
朝倉県土整備事務所
道路課交通安全係(0946-22-3919)