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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
幼少期から福岡県に在住しております。
高校は、親のメンツにより第一志望を決められ、逆らう事が出来ず、2次試験にて、自分の進学したかった県立を受験し、希望高校へ進学、卒業しました。
現在は、市内に近い郡部へ拠点を置き、子供が4人おり、2番目から町の手厚い方針により、就学前診断にて療育、支援級で指導を受けている子供がおります。
一人は、2番目の中3の子供です。こちらは療育手帳も持っており、勉強に関して反復しないと、記憶から消える発達障がいであります。
もう一人は小学5年生で、その学年ではIQ値がグレーの為療育手帳までは取得しておりませんが、1から3年は情緒の支援級、3年からは学習の遅れがある為、知的学級にて過ごしております。
現在、不登校児が増加傾向だと、ニュースでも良く目にします。わが町は、有難いことに不登校児も、その施設に顔を出せば、出席扱いされる制度があります。
2番目の子供は発達障がいもあり、遅れてきた反抗期も重なり、中2は不登校でしたが(部活動だけは休まず)、そちらを利用させて頂いたものの自主学習の為、ひきこもりは回避出来たものの、内申点と学力の格差が有り、個性の子供を求む高校への進学も、中学の方が推薦基準に満たせてないとの理由で、推薦には希望もありません。一般入試も定員割れ待ちだと思います。
不登校児を受け入れる学校を、市では新たに設立するとの事ですが、そこでは学習に遅れが無い、または進学に対してマイナスなイメージを生まないシステム(制度有り)まで考えての開校なのでしょうか。
私は、子供をきっかけに発達障がいの検査をしたところ、発達障がいでした。しかし、自分の行きたい高校進学後は、5教科が手薄になる為、成績は上位で卒業する事ができました。
発達障がいの方に限らず、好きな事に関しては、皆努力出来る事は証明出来ているかと思います。
子供のかかりつけ医は、九州大学病院で、そちらから紹介されたのは博多青松高校でしたが、県立でも個性を大事にしていると言う学校を選択してみようと思いますが、中学校が篩をかけると、受け入れて来れないのが現実です。
博多青松高校が、総合学科の選択として開校されると、子供達の進路への不安や可能性が増えると考えます。不登校児の開校と共に、ご検討いただきたくご連絡させていただきました。
福岡県の子ども達の明るい未来の為に、どうか御検討よろしくお願いします。
貴重な御意見をありがとうございます。
県立博多青松高等学校は、定時制課程(3部制)と通信制課程の2課程を有しており、どちらの課程においても、自分の進路希望に合わせて、どの授業を受けるかを、学校の先生と相談しながら自分で決めることができます。
また、定時制課程では、午前部・午後部・夜間部から、授業を受ける時間帯を自分で選ぶことができます。スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー等、専門家による支援も充実しているため、御相談者様のニーズにもお応えできるのではないかと考えます。
学校見学も行っていますので、詳しくは博多青松高等学校のホームページを御覧くださるようお願いします。
なお、「市が新たに設立する不登校児を受け入れる学校」につきましては、福岡市で開校予定の「学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)」のことかと思われますが、当該学校の詳細につきましては、福岡市教育委員会にお尋ねくださるようお願いします。