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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
プールの水を出しっぱなしにした水道代の半分を教員に請求するというニュースを見ました。自治体が損害を受けたケースでは国賠法の対象とならず慣例として半額を請求するということです。
教員の残業が社会問題になって久しいです。うちの近隣の小中学校も夜10時まで明かりが付いているのを見ます。退勤時間を過ぎて電気を使う分の請求はしているのでしょうか。
プールの水道代は請求し、残業時間の光熱費は請求しないというのならば、矛盾を感じます。
教職公務員には残業代が出ないだけでなく、かかる光熱費を負担する必要があるとなれば、そうまでして残業し続ける教員はかなり少ないと思いますし、それでも残業する人は仕事中毒が疑われるので可視化されたほうがいいと思います。
グラウンドの照明は時間に厳しくしてる印象ですが、校舎に関しては使い放題に感じられます。校舎の光熱費に関しても管理を厳しくしてはいかがでしょうか。きっと残業時間が減るに違いありません。
貴重な御意見ありがとうございます。
本県の県立学校では、学校の電気代など業務上必要な経費を職員に請求することは考えておりません。
なお、教職員の超過勤務の縮減については、金銭的コストのほか、職員の健康保持や教育の質の向上の観点からも重要な課題と認識しており、県教育委員会としましても「教職員の働き方改革取組指針」を策定し、教職員の働き方改革を推進しているところです。
今後も、教職員の長時間労働の解消に向け、より効果的な取組を検討してまいります。