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ご意見と回答

寄せられたご意見

受付日 :2023年9月22日
公立高校の学区(通学区域)制度の見直しについて (カテゴリ:教育・文化/教育)

過去の県民の声で同様の質問があり、公立高校の学区制のメリットとして、「特定の学校に志願者が過度に集中することを避ける教育の機会均等」と回答されております。

ただ、現状を考えると少子化が進み、受験が難しくなるほどの過度な集中は考えにくいです。

加えて現在でも実施されている、公立高校の二次募集をもっと活発に行う事も有効かと考えます。

補足として、私立高校の実質無償化(年収要件有)も実施され授業料の面では公立・私立の差が無くなり私立への選択肢を考える機会も増えたと思います。

更に、この制度は主に公立高校の普通科のみが対象となっており、工業・商業・農業・水産等の公立高校(専門科)は対象となっておりません。

特定の学校に志願者が過度に集中することを避けるという理由では公立高校(専門科)は整合性が取れていないと考えます。

公立高校(福岡県立)はその名の通り、福岡県が運営している高校で少子化と財政面のバランスを考えても一定程度の公立高校が廃校になるのは致し方ありません。(福岡県内でも公立小中学校が統廃合になっている事からも分かる様に)

上記を踏まえても、学区制(通学区域)は廃止が妥当だと考えます。

学区制(通学区域)の廃止を最終的に決断するのは県議会だと承知しておりますので、上記の点を県議会議員へ申し伝えも行います。

県からの回答

貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。

本県の通学区域の制度については、御覧いただいた回答のとおりですが、学区の撤廃を望む声がある一方で、撤廃に反対する御意見もあり、学区の撤廃はいたしかねる状況です。

今回いただきました御意見も含め、様々な意見を踏まえ、すべての県民の皆様にとってよりよい制度となるよう引き続き検討を重ねてまいりますので、御理解と御協力をお願いいたします。

(参考)県民の声HP「高校の編入と学区について」(外部リンク)はこちら。

教育庁 高校教育課

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