
福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
「声の広場」に福岡空港の礼拝室に関するご意見が寄せられていましたが、県の回答として以下の説明がなされていました。
「福岡県では、近年ムスリムの観光客が増加していることから、マナーや習慣が異なるムスリムへの理解を深め、訪れたムスリムの方々に快適に過ごしていただくために、県内の飲食店や宿泊施設においてより良いおもてなしをできるようにムスリムフレンドリーの取組を進めています。この取組は、外国人観光客の誘致、そして地域経済の活性化に貢献することを目的としています。」(企画・地域振興部 国際局 国際交流課)
この「ムスリムフレンドリー」と称される謎の施策に対して、正直に申し上げて強い違和感と恐怖を覚えざるを得ません。
この方針は、いつの間に、一体どなたの意向で進められているのでしょうか。福岡県民の誰がこのような取り組みを望んだのでしょうか。少なくとも私の周囲には、このような施設や対応を積極的に求める声はただの一人もおりません。
もし本当に「相互理解」や「対等な交流」を望むのであれば、たとえばサウジアラビアやイランの国際空港に神社や仏閣、教会を設置することを彼らは許すのでしょうか。ほぼ100%の確率で、それは認められず、むしろ深刻な反発や事件に発展するでしょう。それが現実のイスラム圏の対応である以上、一方的に日本側だけが歩み寄り、特定の宗教のための施設を公共の場に作ることは、到底納得できるものではありません。
御意見いただきありがとうございます。
ムスリムフレンドリーとは、ハラール認証などの基準に則った対応ができない場合であっても、原材料などの情報提供を適切に行い、判断はムスリムに委ねるなど、一人ひとりの気持ちを尊重しながら、おもてなしをするという考え方です。
福岡県では、近年ムスリムの観光客が増加していることから、訪れた方々に快適に過ごしていただくために、県内の飲食店や宿泊施設等の方々に、マナーや習慣が異なるムスリムへの理解を深めていただくようムスリムフレンドリーの取組を進めています。この取組は、外国人観光客の誘致、そして地域経済の活性化に貢献することを目的としたものであり、特定の宗教を優遇することを目的とするものではございません。
なお、福岡空港は、国土交通省が設置・管理する空港であり、福岡空港株式会社(FIAC)が空港運営をしております。福岡空港の礼拝室は特定の宗教や文化に限定した施設ではなく、静謐な空間で祈りや瞑想を行いたい方など、どなたでも御利用いただける施設として設置されています。