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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
新型コロナウイルスの感染が拡大し、厚生労働省は第9波が来ているとの認識を示しましたにもかかわらず、街を歩けばマスク着用は印象として2から3割、スーパーやデパートに設置している手指消毒スプレーも多くの人が利用していません。
これは行政が国の考え方に基づいて個々の判断に委ねているためです。私が利用する福岡市総合図書館にも再三、マスク着用と手指消毒を利用者に求めるよう意見を出しましたが、「強制はできない」の一点張りです。
欧米の先進国に比べ、日本は突出して感染者数が多くなっています。検査、医療体制の不備が大きな理由ですが、基本的感染対策であるマスク、消毒がおろそかになっていることも一因ではないでしょうか。各種イベントが感染拡大前と同じように行われ、マスク不着用の人たちが密になっていては感染が広がるのも当然です。
感染しても軽症で終わるのは若年層で私たち高齢者は重症化するケースが目立っています。こうした状態を放置しておいてよいとお考えでしょうか。少なくとも各種施設利用の際にはマスク着用、手指消毒を強く求めるよう方針を改めるべきだと考えます。
御意見ありがとうございます。
令和5年5月7日以前は、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、基本的対処方針等に沿って、感染対策に対応いただいておりました。
新型コロナウイルス感染症が5月8日に5類感染症へ移行したことに伴い、基本的対処方針等が廃止となり、日常における基本的な感染対策については、主体的な選択を尊重し、個人や事業者の判断に委ねることとしています。
このため、行政が一律に求めることはなくなり、自主的な感染対策に取り組んでいただくこととなっております。
今後も、個人や事業者の皆さまの判断に資するような情報等につきましては、必要に応じて発信してまいります。
引き続き、御協力のほどよろしくお願いいたします。