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寄せられたご意見

受付日 :2023年9月8日
病児保育無償化について (カテゴリ:くらしと環境/子ども)

病児保育無償化について意見と要望をさせて頂きます。

私は2人の幼児を育てるシングルマザーです。職業は看護師であり、4月の無料化になる以前から子どもの病気の時は利用料をお支払いし、病児保育を利用させて頂いておりました。

しかし今回、4月から無料化となった事で、今まで利用していなかった方々も利用される事が多くなったようで、利用希望を施設に問い合わせても、既に朝から予約がいっぱいでキャンセル待ちとなっていたり、無償化になった事で争奪戦となり、逆に不便を感じる事が多々あります。

コロナ禍もあり、毎日激務で、職業柄、簡単に休める訳でもなく、病児保育を利用したいのですが、例えばお昼まで勤務等のパートの方や本当は仕事が休みなのに、子どもを病児に預け、自分は1日出掛けるという親もいます。

こちらは例え1日3000円利用料を支払ってでも子どもを預けたいのですが、安易に預ける方もおり困っています。

県としては、病児保育が無償化となる事で起きる問題を考えてから無料化とされたのでしょうか。何も特に対策を練らずに無料化を開始したのではないでしょうか。

住んでいる地域の病児保育は、無償化になる前は7時30分から18時30分まで利用可能だったのが、病児が無償化となった事で利用する人が多く、職員が足りない等で利用時間の短縮、8時から18時までとなり、土曜日は毎週お休みとなってしまいました。

そこで提案ですが、利用するに当たり、例えば他に頼る人が居ない片親の方、休みが簡単には取れない職業の方、医師、看護師、薬剤師や警察官、学校教諭の方々の子どもを優先に受け入れて頂きたい事、利用するにあたり、本当にその日はお仕事なのか、職場に電話確認をされたり、連日利用の場合は2日目以降の利用時は前のように利用料を徴収するようにしてはどうでしょうか。

無償化によって逆に今まで利用していた方々が利用出来なくなっている現実を調査し、今一度、無償化あり方と利用料を検討して頂ければと思います。

県からの回答

貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。また、病児保育の利用にあたり、御不便おかけし申し訳ございません。

無償化により、利用者が増加することは想定しており、今年度の利用については、本来利用すべきであった潜在的なニーズが掘り起こされたものと考えています。このことに加え、4月以降感染症が流行したことにより、利用者が増加している状況であると考えています。

そのため、利用者数の動きを継続的に把握するとともに、圏域ごとに必要となる施設の定員を分析し、その状況に応じて、医療機関や実施主体である市町村と利用定員の増などについて協議を行っているところです。

この他、キャンセル連絡なしに利用しない利用者もいるという声もいただいていることから、利用者に対し、適切な利用を促し、利用可能な定員の確保に努めてまいります。

なお、病児保育は、職種や勤務形態に関係なく、必要な人が必要なときに利用できる制度であるべきと考えております。そのため、御提案にありました、保護者の職種による優先受入について、県全体で導入することは考えておりません。

また、利用するに当たって保護者の仕事の有無を確認することについても、施設の業務負担の増加になることから、現時点では、県全体で導入することは難しいと考えております。

県としましては、病児保育の利用を希望する方が利用できるよう、病児保育施設の整備や利用定員の拡大等の受け皿確保について、各市町村と協議を実施しながら進めてまいります。なお、一部市町村においては、すでに定員増を行っているところもございます。

今後とも、病児保育の利用について、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

福祉労働部 子育て支援課

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