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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」改正法が成立しました。JR九州のサービス低下を推し進める経営姿勢を見れば、国鉄分割民営化が失敗であったといわざるを得ず、法改正によって、過ちが正されることを期待しています。
JR九州のサービス低下は余りにもひどいものがあり、強い怒りを感じます。ダイヤの質・量を見ても、高校生や通勤者の利便を犠牲にして、自社の利益を図っているだけのように思えます。鉄道を普段使いしている我々としては、JR九州のデザイン路線にだまされるはずもありません。例えば、813系では、非常にみっともない形での座席撤去を進めており、増便はおろか、車両増にすら応じようとせず、満員電車に乗客を押し込めようとする姿勢をJR九州は貫いています。
これは、民間企業として、(鉄道)サービス企業として、あり得ないと思います。都市型の通勤マナーを顧客に押し付けるなどという説明で満員電車を放置する姿勢は、全く意味不明です。
JR九州は、民間企業だから、利益重視だと説明しますが、関東・関西の民間鉄道会社を始め、民間企業で、利益重視を理由として、顧客サービス低下を正当化する説明をするような会社は存在しないし、そのような会社は誰の信頼も得られません。現に、JR九州の経営姿勢に対する怒りの声で、九州中は満ち溢れています。
JR九州に対し、サービス低下を改め、公共交通機関の責任を果たすよう、福岡県庁として、そして、県内市町村及び九州各県と連携して、強い要求・要望をして頂きますよう、お願い致します。
貴重な御意見ありがとうございます。
本県では、県と県内市町村等で構成する「福岡県地域交通体系整備促進協議会」や九州各県等で構成する「九州地域鉄道整備促進協議会」により、JR九州に対し、ダイヤ改正や増便等、サービス低下を改めるよう要望しております。
今後とも県政への御理解、御協力の程、よろしくお願いいたします。