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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
近年の夏場の気温は暑さを通り越して災害級の危険を伴う気温となってます。
子どもを持つ親として安全に健康にスポーツを楽しんでほしいのですが、現状は夏場のスポーツには不安しかありません。しかし、1人の親がどうこうすることは難しく市にお願いをしてみたり先輩保護者やコーチなどに打診してみるもほぼ進展はありません。
これから先の時代、夏場の気温が下がることはないと思われますので、だったらもう今、変えていきましょう。
先日名古屋からも発令されていましたが、福岡から改革してほしいです。
夏場(30度を超える日)は屋外や空調設備のない体育館などでは運動を禁止する。子どもたちを守るにはもう公式に言ってもらうしかすべがないのです。逆に言えば、空調がある体育館ではどれだけでも練習できます。
幼稚園保育園のスポーツ教室、小学生のスポーツ少年団やスクール、中学生、高校生、大学生の部活。親は安心してスポーツできる環境に送り出してあげたいです。
(保育園について)
貴重な御意見ありがとうございます。
県では、熱中症事故防止のため、環境省の熱中症警戒アラート等を活用し、熱中症警戒アラート発表時には外出を控え、暑さを避けるとともに、外での運動は原則中止又は延期するよう県内保育所等に案内しているところです。
県としましては、今回いただいた御意見も参考にさせていただき、子どもたちの安全が確保できるよう、引き続き取り組んでまいります。
(公立幼稚園ついて)
貴重な御意見ありがとうございます。
公立幼稚園においては、特別に保育時間外のスポーツ教室を開いているところはありませんが、預かり保育の中で、遊びの活動は行っています。
設置者である市町村教育委員会の指導のもと、環境省から示されている暑さ指数(WBGT)に基づき、保育を行っています。
(公立学校について)
貴重な御意見ありがとうございます。
県教育委員会では、各市町村や県立学校等に対し、体育の授業や運動部活動等を行う際は、活動前に健康状態等を把握すること、暑さ指数(WBGT)等を活用し、気象情報や児童生徒等の体調を踏まえ、安全確保が難しいと判断される場合には躊躇なく計画の変更・中断を行うこと、活動終了後は健康観察を十分に行うとともに、翌日以降も活動が続く場合は十分な睡眠をとらせることなど、健康状態の維持について適切な措置を講ずるよう、指導を行っています。
(私立学校について)
貴重な御意見ありがとうございます。
私立学校における熱中症対策につきましては、文部科学省がまとめた事故防止のための留意点等を各学校へ周知しているところです。
主な内容としては、下記のとおりです。
各学校において適切な対応が行われるよう、県として引き続き周知を図ってまいります。
(公立大学について)
貴重な御意見ありがとうございます。
福岡県が設立団体である公立三大学(九州歯科大学、福岡女子大学、福岡県立大学)の夏場の部活動では、施設使用申請時や部活動キャプテン会議において熱中症対策を行うよう、学生に呼び掛けています。体育館の空調がない大学の場合、熱中症警戒アラート発表中は体育館の使用を控えるよう学生に指導しています。
今後とも夏場の部活動について、適切な対策を実施してまいりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
(スポーツ少年団について)
貴重な御意見ありがとうございます。
福岡県スポーツ少年団は、青少年のスポーツを振興し、心身の健全な育成に資することを目的としており、軟式野球やバレーボール、サッカー等の様々なスポーツやレクリエーション、野外活動などを行っています。
猛暑時のスポーツ活動については、こまめな水分補給や直射日光の下での長時間にわたるスポーツを避けるなど、十分な熱中症対策を講じた上で行うこととしております。
現時点において、屋外や空調設備のない体育館などでの活動は、日本スポーツ協会が定める熱中症予防運動指針による暑さ指数(WBGT)に基づき、子どもたちの健康と安全を考慮した上で、主催者が活動及び大会開催を判断しており、35度以上は原則中止にするなど、一定の制限を設けて実施しております。
今後も、スポーツ庁や日本スポーツ協会などが定める基準・指針を踏まえ、十分な熱中症対策を図りながらスポーツ振興に努めてまいります。