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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
先日のニュース報道によると、大分県が「東九州新幹線」のルート検討に際し、「日豊本線沿い」と「(大分県日田市付近も経由する)久大本線沿い」の二つのルートで費用対効果等を検討しているとのことです。
福岡県としても「福岡県総合計画」の209・210ページにおいて「九州の一体的発展を導く鉄道ネットワークの強化を図ります・東九州新幹線については、関係自治体と連携して整備構想を促進します」とあります。
そのため、大分県等と協力し東九州新幹線など新規の新幹線路線の整備・実現に向けて活動してほしいです。
これに関して提案があります。
新幹線のルート(経路)の想定として
博多駅ー福岡空港(国内線)ー筑豊地方ー添田駅ー日田駅ー由布院付近または湯平駅ー大分駅付近
このような経路を提案します。
この経路の良さ(この経路が良いと思った理由)
(特に東峰村の小石原地区はJR代行バスを除き筑豊地方から来る路線バスはありません。日田彦山線BRTは小石原地区を通らないようです。もし小石原地区に地下駅でも良いので駅を設置できるとしたらこの地域の利便性が飛躍的に高まります)
(福岡空港の国内線には新幹線では時間的に遠い東京方面や、今の新幹線では遠回りになる四国等・そして鉄道ではつながらない離島路線もあります。そのため、九州内の鉄道網にとっては航空網とは競合にはならず、むしろ空港で直接接続することによる連携ができ、鉄道・航空ともに便利になり双方の乗客増につながると考えられます)
なお、福岡空港国内線には既に福岡市地下鉄が乗り入れているので福岡市民及び周辺の住民にとっては新幹線の福岡空港乗り入れの必要性を感じにくいと思われます。
ですが、全国的な視点で考えるとJR新幹線・在来線など広域的な鉄道網と国内航空網の接続・連携は全国的な交流、特に「地方同士間」の経済・文化・観光的な交流を創り出す基礎的な社会基盤になり、それが今後の全国的な地域格差是正(いわゆる「地方創生」)にとって重要になると考えています。
そのため、東九州新幹線をはじめとした全国の「基本計画路線」と呼ばれる計画だけの新幹線路線を全国的に沿線の空港と在来線に接続し紐付けていく形で積極的に整備・実現されるようになってほしいです。
東九州新幹線に関して、福岡県としても福岡空港ー筑豊地方ー日田市付近経由を通じて整備推進してほしいです。
【今回の提案の要約】
大分県は「東九州新幹線」について「日豊本線沿い」と「久大本線(日田等)沿い」の経路で費用対効果等を検討しているという。福岡県としても大分県などと協力し東九州新幹線など全国的な新幹線路線の整備・実現に向けて活動してほしい。
そして、その際の経路案として
博多駅ー福岡空港(国内線)ー筑豊地方(添田駅など)ー日田駅ー由布市付近ー大分駅付近
という経路を提案する。
上記の経路が良いと思った理由
全国的に特に地方同士間の交流を促すことによる地方創生のためにも、東九州新幹線の福岡空港経由、そして筑豊地方―大分県日田市付近を通るような経路での整備推進が行なわれてほしい。
貴重な御意見ありがとうございます。
本県におきましては、県と関係自治体等で構成する「東九州新幹線鉄道建設促進期成会」を通じて、国に対し、新たな整備計画策定に向けた調査を実施するよう要望しております。
今後とも県政への御理解、御協力の程、よろしくお願いいたします。