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寄せられたご意見

受付日 :2023年7月16日
北九州空港の利便性向上と更なる有効活用について (カテゴリ:住まい・交通/交通)

北九州空港アクセス道路は、唯一苅田町空港南町に掛かる「新北九州空港連絡橋」一本で、台風等の強風時で通行止めの際は空港へのアクセスができなくなります。

北九州市小倉南区空港北町北端の埋立中のスペースから北九州市門司区新門司3丁目の市道新門司2号線に天候に左右されない沈埋式海底自動車専用トンネルを建設することで2系統のアクセスが確保されます。

また、廃線となった苅田臨港線を高架復活で小波瀬駅に接続する旨を地元自治体やJR九州・JR貨物殿との意見調整を図ったうえで、県から国に対して北九州空港までの間を沈埋式海底鉄道専用トンネルを敷設することにより、北九州空港開港当初から問題視されていたJR九州路線との接続を行うと、北九州市のみならず、筑豊・京築地区とのアクセス向上による県レベルの経済効果も高まるものと考えます。

(参考)海上コンテナを鉄道輸送、低床貨車で実証へ…「物流2024年問題」対応(外部リンク)はこちら。

県からの回答

この度は、貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。

空港連絡橋が大規模自然災害の発生等によって通行が不能となった場合の対応につきましては、令和2年10月に国土交通省が策定した北九州空港業務継続計画(A2-BCP)に定められており、船舶等による北九州空港の滞留者の避難や、通行不能が長期化した場合の代替アクセスの検討について盛り込まれております。

御提案いただいております、北九州空港への交通アクセス改善について、このうち軌道系アクセスにつきましては、初期投資が大きく、建設資金の回収や事業継続性の確保が必要であることから、空港利用者の需要動向や採算性を踏まえた上で検討する必要があると認識しております。平成30年度国内・国際の旅客数は179万人でしたが、令和4年度国内・国際の旅客数は約85万人となっており、当面は北九州空港のさらなる利用促進が必要と考えております。

 今後とも北九州空港への積極的な路線誘致活動に取り組むことで、空港利用者の拡大を図ってまいります。

企画・地域振興部 空港対策局 空港事業課

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