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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
ヘルプカードがまだ浸透していないため、身体の不自由な方々が立ったままで椅子に座ることができず、登校や出勤などで体力を消耗し大変な困難に直面している現実が多くあります。健常者の方々もヘルプカードを認識していれば譲ったり配慮したりするでしょうが、現場ではまだヘルプカードの認知度が十分ではありません。
妊婦さんや高齢者、身体障がい者の方々への配慮は比較的されますが、身体の内部にある疾患は見逃されがちです。ヘルプカードを持っていても、実際につけていないのと同じでは意味がありません。バス会社や交通機関に働きかけるだけでなく、行政にもお願いいたします。
県民全体で、学生や社会人など、一生懸命生活している方々を支えるために、ヘルプカードの認知度を高め、困っている方々への配慮を再度お願いしたいです。
貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。
本県では、ヘルプマーク・ヘルプカードについて、関係機関へのポスターの掲示や、県のホームページ・広報誌等を通じて、認知度向上のため、普及・啓発活動を行っております。
また、昨年度には新たにSNSを活用した周知も実施したところです。
今回の御意見も参考にさせていただき、必要な方が支援を受けやすくなるよう、引き続き県民の皆さんへの周知に努めてまいります。