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寄せられたご意見

受付日 :2024年3月5日
学校教育の現場でのお金での解決について (カテゴリ:教育・文化/教育)

私立中学校が同校3年生の受験願書一式を締切日までに提出しなかった件で、受験できなくなった女子中学生の親たちに対して、和解金として、30万円ないし50万円で、この度のことを済ませようとしているようであるが、お金での解決は、福岡県人づくり県民生活部私学振興・青少年育成局私学振興課長との相談の上での私立中学校の判断と意向であるのか。

私は、このような教育の場で、まずは、お金を見せて、問題解決しようとするのは大変に奇異に相応しからずとこれまで考えて来たので、私学振興課長とは考えを異にするなと驚きました。たとえ教育の場であったとしても、お金であれば、なんでも解決するという見解も民主主義で思想信条が憲法保障されている日本では認められると愚考致します。

しかし、学校教育で、まずは、お金で解決するという了見について理解することができない。

また、私立中学校から言われて、受験できなかった女子中学生の親たちはその和解金を受け取ったとしたら、受験できなかった女子中学生は、その後、何れかの高等学校には行くことになるのであろうが、どのようになるのかについて憂慮する。

県からの回答

貴重な御意見ありがとうございます。

今般の事案は、県においても、学校の出願手続のミスにより、何の落ち度もない生徒の受検の機会が失われた、あってはならない事案であると受け止めております。

御指摘の「お金での解決」は、私立学校と在籍生徒の保護者との間での協議であり、県は当該私立中学校の判断、決定に一切関与しておりません。

御理解のほど、よろしくお願いいたします。

人づくり・県民生活部 私学振興・青少年育成局 私学振興課

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