福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
ご意見と回答
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受付日 ：2023年10月19日
歩道のない歩行者通行可のバイパスにおける近隣住民の安全について （カテゴリ：住まい・交通／道路） -
10月16日正午過ぎ、粕屋町の県道35号を近くに住む89歳男性がハンドル付き電動車いすで通行していたところ、事故になると判断した女性運転者が通報し、かけつけた警察が男性を保護したとのことです。
この場所は令和5年4月に開通したばかりの片側2車線のバイパスで、歩道あるいは広い路側帯が設置されていないにもかかわらず自動車専用道路ではない道路となっており、歩行者（ハンドル付き電動車いす利用者を含む）も通行可能です。福岡県がこのような危険な県道を作ったことに疑問があり質問します。
- この県道に歩道を設置しなかった理由・基準は何ですか。
- この県道を歩行者が通行する場合、どこを通れば良いか教示ください。
- 歩行者が安全に通行できない整備状況のバイパスは、私は自動車専用道路にするべきと考えます。現在自動車専用道路としていない理由は何ですか。
福岡県の県道は通過交通最優先で近隣住民への優しさが足りないと感じています。近隣住民への配慮をよろしくお願いします。
貴重な御意見ありがとうございます。
このバイパスは、元々の県道からの通過交通を受け持つ道路として計画され、平成17年に都市計画決定されています。
- 元々の県道に歩道を設置しており、歩行者の動線が確保されていることから、歩行者は従来通り旧道を通行するものと考えております。そのため、バイパスに歩道を設置しておりません。
- バイパスには歩道が無いため歩行者が通行する際は、法律上路肩部分となります。
- 今回のような事案を踏まえ、現在、警察と安全対策について協議を行っています。
今回提案いただいた内容を参考に今後一層、道路の適切な維持管理に努めてまいります。
【担当部署】
福岡県土整備事務所
道路課維持係（092－641－0161）
県土整備部 道路維持課
