福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
新型コロナウイルスなど新たな感染症への対策を進めるため、福岡県議会は、感染者に感染経路などの調査に応じることを義務付ける条例案を超党派でまとめ、12月の定例会に議員提案するということですが、新型コロナウイルス感染症に感染することは感染者に責任があるのではありません。感染者への偏見、差別、人権侵害を助長する条例にならないでしょうか。
県は、コロナ感染者への差別をしない、させないことを、徹底させる人権啓蒙運動を行うべきです。
貴重な御意見ありがとうございます。
福岡県議会に設置された議員提案政策条例検討会議では、感染者に対する差別禁止や感染経路特定のために必要な感染者の報告義務などを盛り込んだ「福岡県ワンヘルス及び人獣共通感染症対策等の推進に関する条例(仮称)素案」を取りまとめ、11月25日から12月15日まで、県民の皆様からのご意見を募集するパブリックコメントを実施しています。
そこでいただきました県民の皆様からのご意見に対する議員提案政策条例検討会議の見解は、パブリックコメント期間終了後、公表することになります。
したがいまして、いただきました御意見につきましても、その時点で、改めて回答をさせていただきますので、御理解をお願いします。
なお、パブリックコメントは、福岡県議会のホームページに条例の素案を掲載し、実施しております。
御理解、御協力のほど、よろしくお願いいたします。
(参考)福岡県議会ホームページ(外部リンク)はこちら。