福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
※多くの方々から類似の御意見をいただきました。その中の一部を掲載いたします。
新型コロナウイルス感染症の軽症者等の宿泊施設について
PCR検査で陽性の場合、無症者又は軽症者も、これまで原則入院でしたが、増加する重症者の病床確保を優先するため、自宅又は宿泊施設での隔離・療養となりました。政府の緊急事態宣言がなされれば、知事は軽症者等の宿泊施設を確保する必要がありますが、これについて提案します。
JR八幡駅のほど近くにJICA九州(国際協力機構九州センター)がありますが、現在、海外研修生はこの度の新型コロナウイルス感染拡大に伴い全員帰国させており、宿泊棟(ビジネスホテル形式の約120室)は全て空室となっています。研修生は感染が収束するまで戻ってくることはあません。国の施設ですから宿泊施設として使用を要請してみる価値はあるかと思います。
また、近くに旧北九州市立病院がありますが、これも昨年、新病院へ移転しているため、現在は使用していません。この旧病院は多少手をいれる必要があるかもしれませんが、北九州市に使用を要請することは可能かと思います。
貴重な御意見ありがとうございます。
県では、新型コロナウイルス感染症無症状者、軽症者へ適切な医療を提供するため、民間の宿泊施設を活用した宿泊療養を4月13日(月曜日)に北九州市、4月20日(月曜日)に福岡市、4月27日(月曜日)に久留米市に確保し、実施しています。
今後の状況に応じて、必要な対策を講じてまいります。