福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
殺処分数を減らそうと譲渡に努力を尽くしてくださってるのは分かるのですが、「減らす」だけではなく「ゼロ」にすることを目標に、いち早く殺処分数ゼロになるように尽力していただきたいです。
譲渡が難しい犬猫、動物達のシェルターを作り、そこに預けるボランティアをもっと募集するなど、殺処分にする前にできることは、考えれば多く出てくると思います。すぐに殺処分という選択をするのを本当にやめていただきたいです。今日にでも殺処分数ゼロになってほしい思いでいっぱいです。殺処分する前に、本当に殺処分以外の選択肢がないのか考えてほしいです。
殺処分される犬猫達は唇を噛みちぎり血を流しながら亡くなっていくそうです。何の罪も犯してない大切な命が、人間の手によって毎日殺されています。そのままにしてもいいと思いますか。いつか誰かがすると思っていても何も始まりません。どうか、すぐさま何かしらの行動をしていただけたら嬉しいです。
この度は、本県に収容された犬及び猫に関する御意見をいただき、ありがとうございます。
本県では、平成26年3月に「福岡県動物愛護推進計画(第2次)」を策定し、犬及び猫の引取数や殺処分数の削減に向けて取り組んでいるところです。
具体的には、飼い犬の逸走防止や飼い主による安易な飼育放棄を減らすため、適正飼養の普及啓発に取り組むとともに、飼い主から引取りを求められても、その命が終えるまで適正に飼養すること(終生飼養)及び適切な繁殖制限措置について啓発を行い、終生飼養することができない事情があると認められた場合であっても自らの責任で新たな飼い主を探すよう指導しております。また、正当な理由がない以外は、引取りを拒否しています。
収容された犬や猫は、福岡県動物愛護センターが動物愛護団体等と協力して、可能な限り譲渡に努めてまいります。
引き続き、飼い主への適正飼養の普及啓発や遺棄及び虐待の防止、譲渡の推進に取り組み、殺処分数の減少を図ってまいりますので、今後とも本県の動物愛護と管理に係る施策に、御理解と御協力をお願いいたします。