
福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
私は日本国憲法 前文および第1条を根拠に、国民主権=設計権の行使者として以下を指示します。これは請願・要望ではなく、主権に基づく設計指示である。
【対象】福岡県「多様な食文化に対応した飲食店の受入環境整備事業」(予算約1千万円)
【指示】
よって本指示を公式に記録し、行政・議会の判断に反映させることを指示する。
貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。
観光は、交通、宿泊、飲食、小売といった地域の幅広い産業に波及効果を及ぼすとともに、優れた環境や景観の形成その他社会基盤の整備を促進する等地域づくりに寄与します。
こうしたことから、県では、重要施策のひとつとして、観光振興に取り組んでおり、これまで観光資源の魅力向上、受入環境の充実、戦略的なプロモーションに取り組んできたところです。
コロナ以降、外国人旅行者が急増しており、その中には、ベジタリアン・ヴィーガン・ムスリム等の多様な食習慣や文化的慣習を有する方も多くいらっしゃいます。
今回御意見いただいた事業は、国籍、文化、宗教に関わらず多様なインバウンド需要をしっかり取り込むことで、飲食店や宿泊施設をはじめとする観光産業の一層の活性化を図ることを目的としています。具体的には、県内の飲食店や宿泊施設等に対し、多様な食習慣や文化的慣習にも対応するためのセミナーや、専門アドバイザーによる助言などを実施するものです。
引き続き、観光振興を通じて、県全体の発展に取り組んでまいりますので、御理解いただきますようお願い申し上げます。