福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
9月初めに行う大運動会は、保護者や先生はテントが設けられていますが、生徒たちは長時間直射日光にさらされた場所に応援席があり大変つらそうです。
これだけの猛暑の中多くの公立高校の運動会が同じような形で行われていることに違和感を覚えます。
伝統なのかもしれませんが、昨今の猛暑は尋常ではなく、保護者として、生徒のことを真剣に考えてくださっているのか大変不安です。
生徒はひな壇に座り、背後にチームの応援パネルが掲げられている形になっていましたが、せめてテントを作れるような形で変更を検討するよう、県の方で適切に指導をしてもらえるよう何卒よろしくお願いいたします。何かあってからでは遅いと思います。
御意見ありがとうございます。
県教育委員会では、熱中症等事故防止に向けて、各学校に対し、活動前に健康状態等を把握し、不安のある生徒については、状況に応じて見学を指示するなど積極的に休養させること、活動中は、帽子の着用やテントの活用等により、暑さを防ぐ工夫をすること、暑さ指数(WBGT)等を活用し、気象情報や生徒の体調を踏まえ、躊躇なく計画の変更・中断を行うことなどの内容を記した通知を発出しています。
引き続き、学校に対し、熱中症事故防止を徹底するよう指導してまいります。