福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
結論から言うと、期日前投票所を市内の大学構内に設置すべきという提案です。
期日前投票は条件が緩和され投票しやすくなったのは承知しています。
市役所の施設でも投票できます。
しかしながら投票率は低く、特に若年層の投票率がいまだ低いです。
投票は法改正により18歳から投票できます。
そこで人員の問題は承知していますが、大学の協力を得て、大学構内に期日前投票所を設置してみてはどうでしょうか。
18歳から投票権があるのですから、投票権がない方はいないはずです。
大学構内ですから、講義には行くはずで、投票権を持った学生が投票しやすくなります。
今回の参議院選挙のように3連休の中日に投票日を設けるのは、建前と違って投票しにくくしているようにも見えます。
少なくとも投票率を上げるための努力はするべきです。
大学が多い福岡市が先駆を切れば、他の自治体も考慮し始めるはずです。
貴重な御意見ありがとうございます。
県選挙管理委員会では、若年層をはじめ様々な方が投票しやすいよう、投票環境の向上に努めております。
大学構内への期日前投票所の設置については、大学生に投票を促す効果が期待されますが、設置場所は各市区町村選管の判断により決定されるため、県選管ではこれまで、各市区町村選管に対し、設置に向けた検討を働きかけてきたところです。
今回の参議院議員選挙では、久留米大学、福岡教育大学、日本赤十字九州国際看護大学の3箇所で設置されましたが、このような取組がさらに広がるよう、福岡市をはじめ各市区町村選管に対し、引き続き検討を促してまいります。