福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
当時は、採石場の自然破壊は感じませんでした。6年前に退職して定住すると山肌の破壊跡が異様に感じられます。全国転勤で採石場の爪痕を各地で見ていると不安です。このまま放置すれば景観が悪くなり、古賀市の地価は周辺地と比べて相対的に低下するでしょう。2カ所の現場に許可期限が書いてあります。更に7年の期限でしたら破壊の面積はどうなるでしょうか。
現地住民の方からは、「ダンプが頻繁に走るから洗濯物も布団も乾かせない、埃で窓も開けられない、いつまで不自由しなければいけないんでしょうか。岩肌が大きくなって怖いです。」という声を聞きます。
政治は現地に出かけて住民の声なき声を聴いて健全な生活権を確保することが最優先の判断の座標軸ではないでしょうか。
貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。
採石法に基づき採石業者の登録を受けた者が実際に岩石の採取を行う際は、岩石採取場の所在地(古賀市)を管轄する都道府県知事(福岡県)から、採取計画の認可を受けなければなりません。採取計画は、岩石採取場ごとに、岩石採取及びそれに伴う災害防止のための方法及び施設等に関することを内容としており、この採取計画については遵守義務が伴います。また、採取計画認可の際には、採石法第33条の6の規定に基づき市町村の意見を聴取し、当該地域との調整を図っています。
さらに、採取計画の認可に当たっては、他法令(例えば自然公園法、森林法等)に基づく許可、認可等の必要性について併せて審査し、採石業以外の面からも適切な事業運営となるよう配慮しています。なお、岩石採取完了後の景観保全、災害防止のために、跡地整備として、防災対策上の緑化(種子吹付や植林等)を施工し、法面の保護を行うこととなっています。
現地住民の方からの粉塵に関する苦情につきましては、近隣で採取を行っている採石業者に伝え、採取計画に基づく災害防止の措置の実施を確認します。改善が必要と判断される場合は、現地調査の上、是正を直接お願いします。
今回いただいた御意見につきましては、今後の参考とさせていただきたいと考えておりますので、御理解くださいますようお願い申し上げます。
貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。
古賀市においては「古賀市景観条例」および「古賀市景観計画」を策定し、良好な景観形成の誘導に務めております。
詳細は古賀市にお問い合わせください。