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寄せられたご意見

受付日 :2025年5月19日
最終下校時刻の設定方法について (カテゴリ:教育・文化/教育)

学校には最終下校時刻というものがあります。生徒が学校を出る一番遅い時間です(最終下校時刻より前に学校を出なければなりません)。

この時刻の設定方法に疑問があります。18時や18時30分、19時など教師の退勤時間より遅いのです。

部活動や体育祭の練習などで「19時までに正門を出る」という運用ですが、教師の退勤時刻は17時なので生徒の活動に付き合うと2時間の残業(超勤4項目にない時間外勤務)になります。

「残業命令はしないけど生徒の活動には付き合ってくださいね」という学校管理職のマネジメントの仕方を教育委員会が問題視していないのが疑問です。

タイムカードが実装されて在校時間が可視化されたわけですが、残業時間が圧縮されないのは単純にマネジメントの拙さだと思います。どうして拙いままで容認されるのかを考えると「一つ一つの問題を今までそうやってきたからと改めないから」だと見ています。

具体的に指摘すると「部活動ガイドライン」では1日2時間の活動を想定されていますが、17時退勤できるタイムスケジュールで2時間枠を取ると放課は15時です。15時に授業が終わる時間割で年間授業時数が消化できることができなければ1日2時間という設定はスポーツ側の都合でしかなく、公立学校の部活動に適切な時間設定ではないと考えることができます。そういう判断をしないから残業時間が減らせないと思うのです。

各校の管理職に昨年度より残業時間を短くするように通知を出し、未達の場合にはマネジメント講習を受けさせるなどして管理職の再教育が必要に思います。管理職の主な仕事は資源の分配です。人的資源の分配を適正にやらずに「定額働かせ放題」などと揶揄される現状を早急に打破しなければ教員採用試験の倍率低下は歯止めがかからないと思います。

そういうことを他県の1倍を下回る倍率を見て思いました。福岡県はどのくらいの危機感を持って事に臨んでいますか。

県からの回答

本県策定の「福岡県学校部活動の在り方に関する指針」においては、校長は、学校部活動への関与について、国の働き方改革に関する通知文等を踏まえ、法令に則り、業務改善及び勤務時間管理を行うこととしています。また、校長は、校務分担の実態等を踏まえ、部活動指導員や外部指導者を積極的に活用することとしています。

県立学校に対しては、本指針を遵守するよう指導しており、市町村教育委員会に対しては、県と同様に取り組むよう働きかけております。

教育庁 義務教育課
教育庁 高校教育課
教育庁 体育スポーツ健康課

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