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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
行き場がなく、公園で過ごしている若者達の姿をテレビで見ました。
10月から児童手当が拡充されますが、この子たちには、届かないお金なんだと思いました。
親から、「まだ生きていたのか」とラインがくる子ども。公園で野宿をしている子ども。食事ができずに大量の薬を飲んでフラフラしている子ども。家に帰れず身体を売っている子ども。
どうして、子どもが逃げていける場所がないのか。雨風をしのぎ、温かい毛布と食事ができる場所がないのか。
少子化ならば、どんな子どもにも食事とお風呂と毛布を提供して安心で安全な場所がある日本になって欲しいです。
貴重な御意見をありがとうございます。
県では県内のこどもの居場所の情報をとりまとめ、県のホームページに掲載し、居場所を必要とするこどもや保護者へ情報が行き届くよう努めております。
また、養育環境等に課題を抱える、家庭や学校に居場所のないこどもに対し、居場所となる場を提供し、そのこどもの状況に応じた包括的な支援を行う「児童育成支援拠点事業」を実施する市町村に、運営費を補助しております。
今回の意見を参考にさせていただき、今後ともこどもが安全で安心して過ごせる居場所を持てるよう努めて参りたいと思いますので、御理解と御協力をお願いいたします。
貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。
県の児童相談所では、虐待等の理由により、家族との関係がうまくいかず、家庭で生活することが難しいと感じているこども自身やその関係者からの相談をお受けしています。
相談を受けた児童相談所は、こどもと御家族との調整が困難な場合には、こどもを保護し、里親や施設などの安定した生活環境を提供した上で、就学や就労支援など、円滑な社会的自立に向けて必要な支援も行っているところです。
今回いただいた御意見も参考とさせていただきながら、今後も個々のこどものニーズに応じた丁寧な支援を行ってまいります。