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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
私は姫島の住民ではないのですが、姫島で野良猫増加問題に取り組んでおられる方のお話を伺いまして、このままいけば大量殺処分という事態にもなりかねないのではないかと危惧し、メールさせて頂きます。
姫島には現在推定150匹ほどの野良猫がいるとのことです。姫島の人口と同程度の数かと思います。
糸島市にはTNR手術の補助金制度がないと聞きました。また、猫のTNRは、するのであればなるべく短期間に一斉にしないと猫の増加は抑止できません。
しかし、現状の姫島は猫の数が多すぎて、捕獲・運搬・費用の面において簡単ではないとのこと。糸島市の愛護団体の協力のもと、島の有志の方々が、せめてできることだけでもと里親探し、餌と水やり、健康状態のチェック等を行われていますが、さすがに離島に150匹というのは、民間の団体や有志が何とかできる数を超えていると思います。
そして、手をこまねいている間にも猫の数はどんどん増えていきます。
私は現在、古賀市に暮らしており、古賀市の動物愛護は福岡市より進んでいると肌身に感じております。これは福岡県の動物愛護センターのお膝元である故だろうと思っております。福岡県の動物愛護レベルの高さの表れです。
そんな福岡県下で、猫の大量殺処分という事態になってしまう前に、どうか、姫島に目を向けて頂けないでしょうか。
何卒ご検討のほど、よろしくお願い致します。
※TNRとは
捕獲器などで飼い主のいない猫を捕獲し、不妊・去勢手術を行い、元の場所に戻すこと。
貴重な御意見ありがとうございます。
福岡県では、地域猫活動(※)を実施している市町村を支援することを目的として、市町村からの申請に基づき、
を行っています。住民に身近な生活環境の保全に関する問題につきましては、市町村が対応しますので、まずは市町村に御相談ください。
今後とも、福岡県の動物愛護管理行政に御理解、御協力のほどよろしくお願いいたします。
(参考)始めてみませんか!地域猫活動(外部リンク)はこちら
※地域猫活動とは
飼い主のいない猫による糞尿や鳴き声などの問題を地域の環境問題として捉え、地域住民の合意のもと、その地域にお住まいの活動を行おうとする住民(活動グループ)が主体となって不妊去勢手術や一定のルールに基づいた餌やり、トイレの管理などを行います。
地域猫活動では、飼い主のいない猫を不要なものとして排除するのではなく、不妊去勢手術により一代限りの生を全うさせ、数年かけて地域から飼い主のいない猫がいなくなることを目指します。