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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
米不足が発生しています。スーパーマーケットやディスカウント店では品切れが起きています。
農水省が依然として減反政策をしているのが原因ですがだれも言いません。テレビ番組でも言いません。水田を転作するとお金を出しております。
需要と供給の関係で価格は決まります。
しかし、農水省が供給を絞るから少しでも何かが起きると、価格が高くなったり米不足が起きます。
官僚に任せたらろくなことになりません。農協、中間業者が儲かる構造になっております。
県民の味方である県議会議員、福岡県知事はこのままでいいと思いますか。
貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。
主食用米の需要量については、長期的に減少を続けていることから、平成30年産から、行政による生産数量目標の配分は廃止されました。現在は、農業者や産地が、自らの判断により主食用米や麦・大豆などについて需要に応じた生産を行っています。
コロナ禍では、米の消費が減少し、在庫が増加したため、価格の低迷により、農業者の経営を圧迫していました。令和5年産米は、コロナ後の外食需要の回復に加え、輸入小麦の価格上昇に伴うパン・麺類の価格上昇を受け、割安感がある米の購入が増加するなど、消費が回復し、農業者の売り渡し価格は、コロナ前の状態に戻ったところです。
本年の県産米については、台風の影響もほとんどなく、生育は順調で、新米の出荷も始まっています。9月には「夢つくし」、「元気つくし」の収穫がピークを迎え、今後、供給量も増える見込みです。福岡県は九州一の米の産地であり、県産米は、ほとんどが県内で消費されています。県としては、生産資材費、流通コストが上昇するなか、農業者が米生産を続けられるよう、適正な価格で、流通・販売されることが重要と考えています。
今後も、県産米の安定した供給に向け、農業者やJAと連携し、需要に応じた生産を図ってまいりますので、御理解、御協力をお願いいたします。