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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
昨今、海外から来日されている人達が毎年増えてきています。
埼玉県では、県単位で小学低学年から英会話用の授業が実施されています。
福岡県においても県単位で考え、英会話が出来るシステムを構築なされてはいかがでしょうか。
昔ながらの文法の教育の見直しも必要かと思います。
各自治体の教育委員会に働きかけて早々の実施のご検討お願い致します。
貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。
現在、福岡県では国の動向に沿って、小学校3、4年生で外国語活動、5、6年生で外国語科の授業を通して、英語の学習を行っています。学校によっては研究推進を含め、1、2年生の低学年より英語に慣れ親しむ学習活動を行っています。
また中学校段階では、文法や英文和訳等の知識習得重視の学習から、目的、場面、状況を設定した言語活動を中心とした授業改善に取り組んでいます。なお、1人1台端末の導入により、授業におけるICTの効果的な活用(話すことの動画(音声)の視聴、生徒同士の対話活動の録画など)や個別最適な学びが進み、英語に触れる機会は増加しています。
高校段階では、言語活動を中心とした授業を推進するため、計74名の外国人材を活用し、英語だけを使った授業を実施するほか、公開授業及び研究協議等の実施による授業の改善・充実を図っています。また、外国人材によるオンライン英会話を実施しています。さらに、パフォーマンステストなどを導入して評価方法を改善し、発信力強化に向けた授業改善を推進しています。
今回の御意見も参考にさせていただき、引き続き、上記教育の更なる推進や外国語科教員を対象にした授業力向上研修等に努めてまいります。
今後とも本県の児童生徒の英語力向上及びグローバル社会で活躍する人材の育成に御理解と御協力をお願いいたします。