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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
生活費や家のローンのため、定年退職した人を再雇用することを義務化する福岡県再雇用制度の検討を宜しくお願いします。
貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。
国が整備した高年齢者雇用安定法第9条では、定年年齢を65歳未満に定めている事業主は、その雇用する高年齢者の65歳までの安定した雇用を確保するため、「65歳までの定年の引上げ」、「65歳までの継続雇用制度の導入」、「定年の廃止」のいずれかの措置の実施義務が定められています。また、同法第10条の2では、事業主は65歳から70歳までの安定した雇用確保措置の努力義務が定められているところです。
本県では、シニア人材活用アドバイザーを県内企業へ派遣し、70歳以上まで働ける制度の導入の働きかけや、県の入札参加資格における加点制度の評価項目に「70歳以上まで働ける制度の導入」を入れるなど、企業の制度導入を促進する事業を行っております。
また、本県が設置している福岡県生涯現役チャレンジセンターでは、概ね60歳以上の方へ職業紹介を行うなど、高齢者の方の就職を支援する各種事業を行っております。
今回の御意見も参考にさせていただき、より多くの企業や県民の皆さんに上記事業を活用いただけるよう、工夫していきたいと思います。
今後とも県民の皆さんが生涯現役で働ける環境づくりに努めていきますので、御理解と御協力をお願いいたします。