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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
教員採用試験の模擬授業に部活の意義を求める出題があります。部活しない意向を示す生徒がクラスに居るという想定で模擬授業をさせるのだから「生徒に部活させたい」という福岡県の意思が読み取れます。部活の地域移行化を目指す一方で、教員が部活の意義を説いて加入を勧めるのは違和感があります。
現状、部活顧問は顧問をしない教員よりも、相対的に残業時間が長くなっています。複数顧問制や部活動指導員の派遣などの対応がありますが、根本的に残業をしなくて済むシステムにはなっていません。現場に臨む教員の残業対応ではない形での継続を示してください。
部活動ガイドラインを遵守しても教員の残業時間は0時間にできません。逆に部活によって一定時間の残業時間が確定してしまいます。そのような対策を取ることなくこれからも残業時間を40時間目標にするのであれば、その分の対価を福岡県が負担すべきだと思います。
御意見をいただき、ありがとうございます。
県教育委員会では、「福岡県学校部活動の在り方に関する指針」において、県立学校の学校部活動の在り方として「部活動の指導内容の充実、生徒の安全の確保、教職員の長時間勤務の解消等の観点から円滑に部活動を実施できるよう、適正な数の部活動を設置すること」、「各学校の生徒や教職員の数、校務分担の実態等を踏まえ、部活動指導員や外部指導者を積極的に活用すること」と示すとともに、市町村立中学校や私立の中学校・高等学校に対しても同様に取り組むよう働きかけているところです。
また、現在、部活動指導員の配置を希望する市町村(学校組合)教育委員会、及び県立学校に対して、部活動指導員の配置事業を実施し、地域の人材活用等の地域との連携を行っています。
御意見をいただき、ありがとうございます。
「福岡県公立学校職員の特殊勤務手当に関する条例」により、学校の管理下において行われる部活動における児童又は生徒に対する指導業務で週休日、休日等又は休日等に当たる日以外の正規の勤務時間が3時間45分又は4時間である日に行うものについては、特殊勤務手当を支給しております。