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寄せられたご意見

受付日 :2024年5月27日
野良猫の餌やり禁止条例制定について (カテゴリ:くらしと環境/環境)

今回は福岡県内における野良猫の餌やり問題に関するお願いでご連絡させていただきました。近年、私たちの地域では野良猫の餌やりが原因でさまざまな問題が発生しております。具体的には以下のような問題が挙げられます。

  • ゴミの散乱: 野良猫が餌を求めてゴミをあさることで、道路や公園にゴミが散乱し、美観が損なわれています。
  • 衛生問題: 餌やりが行われることで、野良猫が増え、糞尿による悪臭や衛生問題が深刻化しています。
  • 地域住民とのトラブル: 餌やりを行う人とそれに反対する住民との間でトラブルが頻発し、地域社会の和が乱れています。

これらの問題を解決するために、私たち住民一同は以下の取り組みを行いました。

  • 清掃活動の実施: 定期的に地域の清掃活動を行い、ゴミの散乱を防止しています。
  • 野良猫の適正管理: 野良猫の避妊・去勢手術を行い、個体数の適正管理を進めています。
  • 地域の啓発活動: 餌やりの問題点について地域住民に対する啓発活動を行い、理解を深めてもらう努力をしています。

これらの取り組みにより、一定の効果は見られるものの、根本的な解決には至っていないのが現状です。そこで、福岡県としても野良猫への餌やりを禁止するための条例制定や監視体制の強化をお願いしたく、要望させていただきます。

具体的には以下の対応をお願い申し上げます。

  • 餌やり禁止条例の制定: 野良猫への餌やりを禁止する明確な条例の制定を求めます。
  • 監視体制の強化: 餌やりが行われている場所の監視を強化し、違反者に対する適切な対応をお願いします。
  • 刑事罰の適用: 野良猫への餌やり行為に対して刑事罰を適用することにより、法的抑止力を高めることを求めます。
  • 啓発活動の推進: 県としての啓発活動を推進し、地域住民全体で問題意識を共有する取り組みをお願い致します。

私たち住民一同、福岡県と協力し、地域の環境保護に努めてまいります。どうかご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

県からの回答

平素より福岡県の動物愛護管理行政に御理解と御協力をいただき、ありがとうございます。

野良猫へのすべての餌やりを禁止するのは難しいと考えますが、周囲の方に迷惑をかける不適切な餌やりは行うべきではないと考えております。

福岡県では、野良猫による生活環境被害を軽減するために、地域猫活動を推進しています。地域猫活動とは、飼い主のいない猫による糞尿や鳴き声などの問題を地域の環境問題として捉え、地域住民の合意のもと、その地域にお住まいの活動を行おうとする住民(活動グループ)が主体となって不妊去勢手術や一定のルールに基づいた餌やり、トイレの管理などを行うものです。餌やりは、時間、場所、量を決めて行い、食事後はすぐに餌の残りや容器を片づけます。

地域猫活動では、飼い主のいない猫を不要なものとして排除するのではなく、不妊去勢手術より一代限りの生を全うさせ、数年かけて地域から飼い主のいない猫がいなくなることを目指します。

野良猫への不適切な餌やりに関しては、必要に応じて巡回や指導を行いますので、該当の市町村を管轄する保健所、動物愛護センターへ御相談ください。

また、野良猫への不適切な餌やりをしないことや地域猫活動について、様々な広報媒体や県が開催する動物愛護フェスティバルなどの機会をとらえ、啓発活動を行っているところですが、引き続きより多くの方に知っていただけるよう啓発してまいります。

保健医療介護部 生活衛生課

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