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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
いわゆる森林環境税の使用用途につきまして、下記の通りご提案します。
福岡県の森林環境税の資料をホームページで閲覧しましたが、使途が既存の森林の整備のみのように見えます。
ただ、現状は福岡地区(福岡市周辺)以外は人口流出が続いており、特にバス道路から遠く山に近いため、土砂の危険性があるなどの理由で過疎化がすすんでいる場所があります。
住民もおらず、用地管理もままならない所や北九州市のように、行政側が市街化調整区域にしたいとしている地域(それを巡り問題もおきましたが)もあるように感じます。
そのため、森林環境税の使用用途について、過疎化し使用しなくなった用地の行政への「無償譲渡」における手続きの諸費用も加えてはどうでしょうか。
すでにそういう使用法をされている場合は、資料中では目立たないように感じますので、明記をされてはどうでしょうか。
貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。
本県では福岡県森林環境税を使用した施策として「荒廃する恐れのある森林の整備」や「県民参加による森林づくり」といったものに取り組んでおり、今年度で第Ⅱ期7年目を迎えております。
御意見にあるような森林につきましても、水源かん養や土砂流出防止などの公益的機能を発揮できなくなるおそれがあり、やむを得ず公的な管理が必要と判断される場合には、市町村が取得できることとしており、県ではその取得費用を支援しております。
なお、ホームページでは「公的な管理が必要な森林の取得」として掲載しております。掲載箇所につきましては下記URLを御確認ください。
今後も、分かり易いホームページ掲載に努めて参りますので、御理解と御協力をお願いいたします。
(参考)森林環境税を活用した取組(平成30年度から)(外部リンク)はこちら。