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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
仕事上、福岡県庁での手続きや電話連絡をすることがあります。
窓口での対応はもとより電話での対応においても、接遇等の研修を受けているのかと疑問に思うことが多々あります。
今日も電話で連絡した際に、はじめに電話に出られた方から、担当者へ変わったところの第一声が「はい」のみ。声のトーンも低くぶっきらぼう。
その後も、私が話し始めても、ほとんど相槌も打たず、聞こえているのかわからなかったので、聞き返しても「はい」しか言わず。
大変失礼な態度と受け取れ、気分が良いものではありませんでした。
社会人として常識的な対応とは思えませんでした。
一般企業でこのような電話応対をしていては、すぐに会社の評判が下がります。
入職時、電話応対や接遇等の研修はされているのでしょうか。
今回の職員の対応により、御不快な思いをされたこと、大変申し訳なく思います。
本県では従前より、電話で応対する際は、所属及び名前を名乗ることや、明るい声で丁寧に対応することなどを、全庁的に呼びかけております。
今回の事案を受け、あらためて周知徹底を図り、職員のマナー向上に努めてまいります。
本県では、新規採用職員を対象とし、入庁1年目の4月から5月に実施している新採用職員研修において、「電話応対」を含む接遇に関するビジネスマナーを学ぶ科目を設けています。
「電話応対」の科目では、電話の受け方、取り次ぎ方の講義を受けるとともに、ロールプレイングを通して電話応対のマナーを学んでいます。
また、全職員を対象とした所属研修では、令和4年度以降、「職員のマナー」を必須課題のひとつとし、職員一人ひとりのマナー向上に努めているところです。
今回の御意見も参考にさせていただき、御不快な思いをおかけすること等がないよう、一層職員研修の充実に努めてまいります。