;
福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
太陽光発電については今、中国との関係や再エネ賦課金の値上げの問題、九州での太陽光発電設備の供給過剰問題、環境破壊問題、住民の反対にも関わらず設置して環境破壊したり、災害誘発、万一火災発生した場合なすすべがない。
このように種々問題あるにも関わらず何故県が率先して太陽光発電を設置推進するのが理解できない。
我が国は太陽光発電設備は欧米と比較にならない程設置場所がない。森や林、山を切り崩して環境汚染を推進している。このような現況をどう思うか。
貴重な御意見をいただきありがとうございます。
本県では、国と同様に2050年カーボンニュートラルを目標として策定した「福岡県地球温暖化対策実行計画」に基づき、地球温暖化対策を推進しています。
再生可能エネルギーについては、温室効果ガスを排出せず、県内で生産できる重要な脱炭素のエネルギー源です。国においても、「第6次エネルギー基本計画」において、エネルギー政策の原則であるS+3E(※)を前提に再生可能エネルギーの主力電源化を徹底し、再生可能エネルギーに最優先の原則で取り組み、最大限の導入を促すこととしています。
お問い合わせいただいた太陽光発電設備等の共同購入については、再生可能エネルギーの有効利用を図るため、蓄電池も対象設備とするとともに、地域と共生した太陽光発電設備の設置がなされるよう、新たに太陽光パネル設置を目的として森林や山を切り崩すのではなく、住宅や事業所の屋根への設置を原則としています。
今後とも県政への御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
※S+3E:安全性(Safety)を大前提とし、自給率(Energy Security)、経済効率性(Economic Efficiency)、環境適合(Environment)を同時達成すべく、取組を進めること