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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
私が住む集落は、鹿、猪の被害(農産物はもちろん庭に植えている観賞用の植物など)に悩まされています。
そのため、集落の住民が負担し山と集落との間に防御柵を設置する計画です。しかし約250万円の負担は重く、何らかの補助金がないか行政に確認しましたが、農地を守るための柵の設置には補助金はあるものの、私たちが望んでいるような柵には、補助金は出せないとのことでした。
毎夜鹿が集落内に出没しており、このままでは、住民との接触など事故につながりかねません。
都市部では猿一匹出没したぐらいで、何十人もの警官が追いかけ廻しているニュースを時々見かけますが、こちらでも県警に毎夜通報すれば追い払っていただけるのでしょうか。そんなことは非現実的なことでしょう。
人間と獣との境界に柵などを設置し、棲み分けすることがベストと考えますがいかがでしょうか。
柵の購入に補助金の拠出を考えていただけるのであれば、設置作業は住民総出で行う準備はあります。
是非ご検討いただきたく、お願い致します。
貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。
本県では、野生鳥獣による農林水産物被害を軽減するため、侵入防止、捕獲、獣肉の有効活用といった対策を実施しています。
御意見をいただきました、侵入防止柵の設置については、国の鳥獣被害防止総合対策交付金を活用し、市町村等が主体的に整備を進めているところです。
また、侵入防止対策については、柵の設置のほか、追い払いやエサ場をなくすための地域ぐるみの取組、人と動物の棲み分けを図る緩衝帯整備等の方法もあり、これらの取組についても、国の交付金が活用できるようになっております。
交付金の活用については、市町村が窓口となっておりますので、お住まいの市町村に御相談いただきますようお願いします。
今後とも、本県の鳥獣被害対策に御理解、御協力をお願いいたします。