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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
福岡空港が2本目の滑走路を建設しても旅客数増加で早晩限界に達する事、福岡市の沖合に新空港建設案は巨費を要し空港が遠くなり不便になる事から、現在の福岡空港の運用を維持しつつ、第2空港として北九州空港を位置づける、小倉駅から北九州空港までの新幹線の建設を推奨します。
現在の道路橋に並走するルートではなく、直線ルートを推奨します。小倉と北九州空港の間はJR九州の路線とし、運行は現行の博多始発の鹿児島中央行きを、北九州空港始発にし1時間に1から2本を運行。訪日客が北九州空港に降りて博多に向かう途中で小倉駅を通るルートは北九州市にインバウンド需要を取り込む非常に良い手段だと思います。
福岡市がお隣の韓国や中国や東南アジアからの訪日客で賑わうのに対し、重工業都市であった北九州市の衰退が顕著です。北九州に賑わいを取り戻す策として、小倉-北九州空港の新幹線建設は非常に有用だと思います。ぜひご検討ください。
この度は、貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。
御提案いただいております、小倉駅から北九州空港までの新幹線の建設につきましては、整備に多額の事業費が必要なことから、現在の利用状況や今後の需要動向等を踏まえた上で、導入による費用対効果や事業採算性を見極めていく必要があると考えております。
現状の北九州空港の旅客数は、周辺地域の需要を踏まえた上で新たな軌道系アクセス整備が必要な状況には至っていないと認識しており、当面は北九州空港のさらなる利用促進が必要と考えております。
まずは北九州空港への積極的な路線誘致活動に取り組むことで、空港利用者の拡大を図ってまいります。