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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
※御意見の一部を省略して掲載しています。
私は早良口交差点を生活道路として利用しているものです。
標記の交差点については、子どもが通う塾に猛スピードで突っ込む交通事故が発生しており、更にそれ以前には死亡者を2人出す事故が起きています。
両事件原因は「高齢者の免許返納の事故」と片付けられていますが、それは表面的なもので、実は背景には「行政の都市計画の杜撰さ」があります。その点を指摘します。
交差点と言っていますが、北の福岡拘置所からの交通量は、他の3方より来る交通量に比して圧倒的に少ないのです。
正確にカウントするまでもなく、見てすぐにわかります。つまり実質的にT字路に近い交差点なのです。
福岡市は長年かけて、通称「原通り」を拡幅し、交通量が増えても対応でききるようにしてきています。
しかしながら、原通りを拡幅して交通量を増やしても、その先の「早良口交差点」が実質的なT字路なのですから、そこで渋滞が起きるのは、計画前から分かっていたはずなのです。
「早良区口交差点」は歩行者保護のため「歩車分離信号」になっています。
通勤時は天神方面に向かう右折車がほとんどで大渋滞が発生しています。
一見今の渋滞はたいしたことがないように見えますが、それは「早良区交差点」で渋滞が起きるのを知っている慣れたドライバーが「弥生町」の交差点で先に右折をし、高取小学校に通学を使い、藤崎商店街を横切って、早良郵便局の横の道を使うためです。
つまり、隠れた危険個所を実質的に増やしているのです。
それが何故計画時に分からないのか理解できません。
地図を見ると、早良区役所の横、多分「藤崎」交差点も、商店街からの道路があるので交差点ですが、あれも実質的にはT字路です。
地図だけ見ると、「早良区交差点」と「藤崎交差点」を直結すると、車の動きはスムーズになります。
しかしながらどんなルートを使っても、地権者がいるので机上の空論というのはわかります。そのために代替案が出せません。
ただし、これだけの大事故が2回も起こり、全国的なニュースになり、更に、人命が失われている以上、無作為は許されません。
今度事故が発生すれば必ず大きな批判がでます。
そこで、現在の考えの回答を求めます。
貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。
都市計画道路は、将来における都市構造を想定してそれを支えるために必要な道路網を明確にすること等を目的として、都市計画決定を行っております。
今回御指摘の、福岡市内の都市計画については、政令指定都市である福岡市が都市計画決定を行うため、福岡県で御回答することが出来ません。恐れ入りますが、福岡市にお尋ね下さいますようお願いします。