部活問題に関して、各校の事情を重視されて統一的な対策に及び腰に感じるので提案します。

部活動の顧問業の多くの時間は勤務時間外に当たります。そうであるにも関わらず、管理職から打診されて実質的に断りにくくて引き受けている顧問（活動内容に素人）が発生しています。

素人顧問の問題は、直接的には学校の労務管理の問題でもありますが、平日の夕方、土日の活動に邁進されることで、家族からすると不当に只働きさせられて家事育児不参加などの害を被っているため、利害関係者として発言する権利を持つと考えています。

私の考える顧問問題の解決策は以下の通りです。

• 活動したい教職員のみが部活動に参加する仕組みが必要である。
• 顧問をしない教員に対する報復的な対応を原理的に防ぐ仕組みが必要である。

簡便なのは人材バンクみたいな学校外の組織を作って学校に派遣するという形です。部活動指導員がやってるので指導員制度の拡充に教職員が登録したらいいと思います。顧問したくない教員は登録しないので学内でのハラスメント行為の機序を失います。

また、この提案の利点は「部活動の地域移行」しても問題なく生きる点です。

各学校で差配している顧問教員を部活動指導員に登録させるだけです。管理職も管理コストが下がります。教員は希望者だけが登録します。教員家族も話し合いに参加する余地が生まれます。どうか検討ください。