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寄せられたご意見

受付日 :2023年11月25日
電子カルテの共有化について (カテゴリ:くらしと環境/保健・医療)

国の社会保障費の中でも医療費の負担はかなりの割合を占めています。年間41兆円と驚くばかりです。益々高齢化社会に突入し、少子化と相まって国の予算は赤字国債が増えるばかりです。

鳥取県は「おしどりネット」をスタートさせ、医療情報の共有化をしています。患者の負担は削減され、スムーズな医療ができ、患者が他の病院に来院しても無駄な検査や時間、そして費用が必要無くなります。

医療のデジタル推進で有り、医療DXだと思います。この事で医療費は大幅な削減にもつながるはずです。

鳥取県は一早くスタートしましたが、全国の中でも福岡県は力強くすぐれている県であると思いますが、世界的に見ても日本は凋落の一途を進んで行くようにしか見えません。推進して欲しいものです。

県からの回答

貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。

医療DXについては、国は令和4年に「医療DX令和ビジョン2030厚生労働省推進チーム」を発足し、「全国医療寿応報プラットフォームの創設」「電子カルテ情報の標準化」「診療報酬改定DX」等に取り組んでいるところです。

御指摘のありました医療情報の共有化につきましては、電子カルテ情報共有サービス(仮称)を活用して全国の医療機関でスムーズなデータ交換や共有ができる体制を整備することとしており、まずは検査情報(生活習慣病・救急)、アレルギー情報、傷病名等の共有を国の工程表では令和7年度に開始できるよう準備している段階となっております。また、共有等が可能な医療情報等については順次拡大していく予定です。

本県としましては、こうした国の動きを注視するとともに、県民の皆様への広報等に努めてまいります。

また、医療費適正化については、令和5年度に福岡県医療費適正化計画(第4期)を策定し、県民の健康の保持及び生活の質を確保・向上する形で医療の効率的な提供に取り組むことにより、県民の医療費が過大なものとならず、誰もが安心して医療を受けられるよう、医療費の伸びの適正化を図ってまいりますので、今後とも、御理解と御協力をお願いいたします。 

保健医療介護部 保健医療介護総務課

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