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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
近年鹿の食害により山がはげ山になり、植林しても鹿に餌を与える状態になり逆効果です。さらに、気候変動で雨が増加し、山から土砂が流れ、個人の努力では生活が立ちゆかなくなっています。田や畑の周囲には柵を設置しかなりの手間と費用を掛けていますが、野菜やお米は買った方が安い状況が続き農家を廃業しました。江戸時代から農家ですがこのような状況は過去にもありません。近隣の農家も田舎を捨て都会に移住し、ますます住みにくい害獣天国になっています。
田んぼを作る事は、長雨の時期に一時的なプールになる為、災害面から考えて重要かと思いますが、山間部の農家は生活しにくい為に土地を離れる人が近年増えています。鹿が車にぶつかり車が破損等、都会では考えつかない災害が増えています。全国的に鹿、イノシシなどの害獣被害、災害級の大雨被害等、国・県と連携し早急に対策を講じて下さい。
この度は、御意見ありがとうございます。
県では、イノシシやシカ等の野生鳥獣による農林水産物被害の軽減を図るため、国の鳥獣被害防止総合対策交付金を活用し、被害が出ている市町村等と連携した侵入防止、捕獲、獣肉の有効活用対策を一体的に実施しております。
引き続き、鳥獣被害により農家の営農意欲が減退しないよう、被害対策に取組んで参ります。