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福岡県では、県政の効率的かつ合理的運営を進めるために、県民の皆さんからのご意見、ご提案をお聴きしています。
宗像市へ子ども医療費の無償化を提案しましたが、「現状、市独自で無償化を行う予定はありません」との回答でした。
岡垣町は、小学生に上がる前までは子ども医療費は無償でした。
福岡県として、子ども無償化を推進することはできないのでしょうか。
また、第二子保育料の無償化についても提案しましたが、「予定はない」との回答でした。
福岡県として、第二子保育料の無償化を推進することはできないのでしょうか。
福岡市のみ第二子保育料の無償化となるとは、納得がいきません。
子育ては大変です。
例え第三子出産につき1000万円をもらえるとしても、第3子を産みたいとは思いません。
そのくらい毎日きついです。
子ども二人を連れて1人で病院に連れて行くのも疲弊します。
せめて、費用の面で子育てを支えてはもらえないでしょうか。
貴重な御意見ありがとうございます。
県では、子どもの健康の保持と福祉の増進を図ることを目的に、県内全域で制度が実施されるよう、子ども医療費について市町村に対する財政支援を図ってまいりました。
令和3年4月からは、県全体の医療費助成の底上げを図るため、助成対象年齢を中学3年生まで拡大したところです。
子ども医療費につきまして、仮に、自己負担を無料とした場合、新たに追加財政負担が必要となり、自己負担を設定している市町村にも新たな財政負担が生じることとなります。
このため、子ども医療費支給制度の拡大につきましては、この制度を将来にわたって持続することができるよう、今後国が示す少子化政策や財源確保の見通し、自己負担のあり方、市町村の意向等を踏まえ、慎重に検討しなければならないと考えております。
また、本制度は、少子化対策の観点からも効果的であることから、本県は、国において全国一律の制度を創設するよう、国に提言・要望してきたところです。
引き続き、全国一律の制度の設立や、必要な財源の確保について、国の責任において確実に措置がなされるよう、国に提言・要望を行ってまいります。
貴重な御意見ありがとうございます。
現在保育料については、3歳から5歳までは無償化、小学校就学前の範囲において最年長の子どもを第1子として、0歳から2歳までの第2子は半額、また第3子以降は無償とされているところです。
県としましては限られた財源の中で、保育施策のニーズや負担の公平性の観点から、適切な制度設計ができるよう、今回いただいた御意見も参考にさせていただき、今後の施策に活かしてまいります。